Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

国民精神総動員

「実は酒もあったのですが、南京からここまで来る途中に、敵兵を乗せたジャンクが無数に浮いていたのを片っ端から撃ち沈めた。敗残兵が揚子江の鯰[なまず]の餌食になるのかと思ふと、痛快で仕方がないので、勝利祝いに酒をすっかり飲み乾して仕舞いました。」 橋本金五郎『革新の必然性』「兵に拝む──序に代えて」より 1940.12.31(1937.12.13)

https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=238359715 [前略] 英艦砲擊 かくして杭州灣奇襲部隊は諸兵相ならんで南京へ南京へと急追撃を強行した。 この一戦で将政権をぶつ倒さうといふ意氣で晝夜となく進軍また進軍。その間にも容易ならぬ…

国民精神総動員新展開の基本方針(昭14.4.7 国民精神総動員委員会決定、昭14.4.11 閣議決定) 1937.4.7

国民精神総動員新展開の基本方針 昭14.4.7 国民精神総動員委員会決定 昭14.4.11 閣議決定 一、趣旨 支那事変は今や東亜の新秩序建設に展開しつゝある。而かも国際間の情勢は世界を挙げて前途、寔に容易ならざるものがある。国民の一大覚悟を要すること、実に…

「靖国の英霊に答へよ」「国民精神総動員の新展開」 内閣情報部編集「週報」第131号より 1939.4.19

靖國の英靈に 應へよ 國民精神總動員の新展開 ↑週報 第131号昭和14年4月19日(1939/04/19)https://www.digital.archives.go.jp/das/image/M2006041821050168716 p.14

国民精神総動員強化方策(昭和十四年二月九日 閣議決定) 1939.2.9

国民精神総動員強化方策 (昭和十四年二月九日 閣議決定) (一)趣旨 時局の現段階に鑑み、国民精神総動員運動をして真に新東亜建設に対処すべき綜合国力の充実発揮、国家総動員態勢の強化に資せしむる為め、此の間、民間機構たる中央連盟の改組拡充を行ひ…

昭和十三年度に於ける国民精神総動員実施の基本方針(昭和十三年四月二十八日 閣議決定) 1938. 4. 28

昭和十三年度に於ける国民精神総動員実施の基本方針 (昭和十三年四月二十八日 閣議決定) 要旨 支那事変の推移が新段階に入りたること、及び之に伴ふ内外の情勢に対する一般国民の認識を深め、此の確実なる認識に基き国民の積極的奮起を促し、その躬行すべ…

「学生に与ふ」 文部大臣 荒木貞夫 内閣情報部編集「写真週報」第25号より 1938.8.3

学生に与ふ 文部大臣 荒木貞夫 今次支那事変を以て、東亜の一局面に限られた聖戦であるといふが如き解釈が、国民の如何なる層にも絶対にあってはならぬ。実に、今次事変は、世界に、新たな歴史的創造をもたらす、重大な要因を含んで居り、日本自身も亦、事変…

国民精神総動員強化大講演会 1939.4.12

国民精神総動員強化大講演会主催 国民精神総動員中央連盟開会之辞 内閣情報部長 横溝光暉国歌斉唱 宮城遥拝 戦没将士慰霊 皇軍将士武運長久□□挨拶「銃後の聖戦」 有馬良橘講演「興亜大業の翼賛」 平沼騏一郎閣下講演「実効を挙ぐるの道」 荒木貞夫閣下講演「…

国民精神総動員実施要綱 (昭和十二年八月二十四日閣議決定) 1937.8.24

国民精神総動員実施要項 (昭和十二年八月二十四日 閣議決定) 一、趣旨 挙国一致、堅忍不抜の精神を以て現下の時局に対処すると共に、今後持続すべき時艱を克服して愈々皇運を扶翼し奉る為、官民一体となりて一大国民運動を起さんとす。 二、名称 「国民精神…

国民精神作興週間実施方に関する件 1937.10.28

(写) 発社220号 昭和12年10月28日 内務次官 文部次官 国民精神作興週間実施方に関する件 「国家興隆の本は国民精神の剛健にあり」と宣へる聖旨を奉体し、国民精神作興に関する詔書渙発の記念日たる11月10日を以て始まる1週間を国民精神作興…

リンク·メモ 国民精神総動員資料 第四集  日本精神の発揚  八紘一宇の精神

国民精神総動員資料 第四集 日本精神の発揚 八紘一宇の精神 昭和十二年十一月十日 内閣・内務省・文部省発行http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1266412

「事変勃発第3年の紀元節を迎ふるに当り日本精神発揚週間を設定し、神武天皇の御創業を偲び奉り、八紘一宇の精神の闡明を中心として 我が尊厳なる国体、宏遠なる肇国の理想、日本文化の発揚に努め、以て東亜新秩序の建設に邁進すべき国民の覚悟を固からしめんとす。」  内閣情報部国民精神総動員部会決定 日本精神発揚週間実施要綱 1938.12.23

【十二月廿六日庶受 13 第 146 号】 書記官長【村上】 書記官【印】【高辻】 理事官【野田】 閣情調第194号 昭和十三年十二月二十三日 内閣情報部長 横溝光暉 【内閣情報部長之印】 枢密院書記官長 村上恭一殿 日本精神発揚週間実施要綱に関する件 標記の…

「今時事変の意義と関連せしめて平易に解説し、我国是たる八紘一宇の御精神に対する国民の理解を愈々深からしむること」 八紘一宇の聖旨宣明に関する件 内閣情報部国民精神総動員部会決定 1938.2.26

八紘一宇の聖旨宣明に関する件(昭和十三年二月二十六日 内閣情報部国民精神総動員部会決定) 一、来る四月三日の神武天皇祭に当りては、事変下に於ける之が意味を愈々深からしむる為、天皇の勅の中 夫れ大人の制を立つる、義 必ず時に随ふ。苟くも民に利 有…