Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

国防資源

「治安第一主義を基調とする既往粛正建設の諸施策を継承して、一層粛正を徹底し速かに治安を恢復して民生を安定し、重要国防資源の開発・取得を促進し、軍の自活力を向上し」「討伐・粛清は其の重点を共産軍および党に指向す。而して之が討伐に方りては、他の建設施策との連携・吻合をならしむ。 共産根拠地帯に対しては統制ある封鎖を併用して之を覆滅す。」 北支那方面軍司令部 昭和十六年度粛正建設計画 1941.2.26

昭和十六年二月二十六日北支那方面軍司令部昭和十六年度粛正建設計画 第一 方針 治安第一主義を基調とする既往粛清建設の諸施策を継承して一層粛正を徹底し、速やかに治安を恢復して民生を安定し、重要国防資源の開発・取得を促進し、軍の自活力を向上し、以…

「占領地に対しては差し当り軍政を実施し、治安の回復、重要国防資源の急速獲得、および作戦軍の自活確保に資す。」「国防資源取得と占領軍の現地自活のため民生に及ぼさざるを得ざる重圧は之を忍ばしめ、宣撫上の要求は右目的に反せざる限度に止むるものとす。」「現住土民に対しては皇軍に対する信倚観念を助長せしむる如く指導し、その独立運動を過早に誘発せしむることを避くるものとす。」 南方占領地行政実施要領 1941.11.20

【国家機密】20 部の内、第 2 号【決定】 南方占領地行政実施要領 十一月二十日大本営政府 連 絡 会 議 決 定 第一、方針 占領地に対しては差し当り軍政を実施し、治安の回復、重要国防資源の急速獲得、及び作戦軍の自活確保に資す。占領地領域の最終的帰属…