Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

「ことここに至ったのはもちろん、政治の政策がよくなかったからでもあるが、また国民の道義のすたれたのもこの原因の一つである。この際私は軍官民、国民全体が徹底的に反省し懺悔しなければならぬと思う。全国民総懺悔することがわが国再建の第一歩であり、わが国内団結の第一歩と信じる。」 内閣総理大臣、東久邇宮稔彦王の日本人記者団との会見 1945.8.28

◎国体護持ということは理屈や感情を超越した硬いわれわれの信仰である。祖先伝来我々の血液の中に流れている一種の信仰である。四辺からくる状況や風雨にとって決して動くものではないと信じる。

◎現在において先日下された詔書を奉戴し、これを実践に移すことが国体を護持することである。また一方詔書を奉戴し、また外国から提出してきた条項を確実に忠実に実行することによってのみわが民族の名誉を保持する所以だと思う。

◎余りにも多くの規則、法令が発せられ、またわが国に適しない規制が行われた結果、国民は全く縛られて、何も出来なかったことも、戦敗の大きな原因。

◎お国のためにしていると思いながら、実はわが国は動脈硬化に陥ってしまった。

◎ことここに至ったのはもちろん、政治の政策がよくなかったからでもあるが、また国民の道義のすたれたのもこの原因の一つである。この際私は軍官民、国民全体が徹底的に反省し懺悔しなければならぬと思う。全国民総懺悔することがわが国再建の第一歩であり、わが国内団結の第一歩と信じる。

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