Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

2021-01-29から1日間の記事一覧

「午後10時頃、大鳥公使より左の申進あり。 『在牙山清兵を撤回せしむる義につき昨25日、朝鮮政府より外務督弁の記名調印をもつて右取り計らひ方代弁の依頼これあり候ふ間、御承知の上、然るべく御取り計らひ相成りたく、この段申進候ふなり。 27年7月26日 特命全権公使 大鳥圭介」 混成旅団報告 第18号 1894. 7. 25-27

原書 混成旅団報告 第18号 報告 7月27日午後2時 於 振威県舞鳳楼 1.本月25日、竜山を発し黒川県西南に露営す。病者なし。 2.同二26日午前4時発、水源府に進み、午前12時着。梧柳洞より別路を経て進みたる歩第21連隊第3大隊および野戦病…

「朝鮮国乱民内に起こり、京城駐在公使館よりの来電によるに、官兵頻りに敗れ、 乱民益々猖獗を窮むるの勢いありと云ひ、将来、乱民京城またはその他の日本人居留地に侵入すること無きを保ち難く、従つて公使館および国民を保護するために兵員を派遣するの必要あり。」 朝鮮国内乱に関し兵員派遣に関する方針 1894.6.6

【覧】 朝鮮国内乱に関し兵員派遣に関する方針 右、御覧に供す。 明治27年6月6日 内閣総理大臣 伯爵 伊藤博文 花押 局甲67 明治27年6月2日 内閣総理大臣 [伊藤]博文 内閣書記官長 花押[伊東巳代治] 司法大臣 外務大臣 [陸奥宗]光 内務大臣 [芳川顕…