Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

リンク·メモ 集団殺害罪の防止及び処罰に関する条約(ジェノサイド条約) 1948.1.29採択

本文 https://worldjpn.grips.ac.jp/documents/texts/mt/19481209.T1J.html https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E6%9D%A1%E7%B4%84

吉田松陰『幽囚録』より 「今急に武備を集め、艦略ぼ具はり砲略ぼ足らば、則ち宜しく蝦夷を開墾して諸侯を封建し、間に乗じて加摸察加・隩都加を奪ひ、琉球に諭し、朝覲会同すること内諸侯と比しからしめ、朝鮮を責めて質を納れ貢を奉ること古の盛時の如くならしめ、北は満州の地を割き、南は台湾・呂宋の諸島を収め、漸に進取の勢を示すべし。」 1854 著 1940 岩波書店刊

https://dl.ndl.go.jp/pid/1048646/1/187 左 皇和の邦たる、大海の中に位して、万国之れに拱[こまね]く。凡そ地の勢、其の近きものは害を為すこと切にして、遠きもの之れに次ぐ。之れ古今の通論なり。古は船艦未だ便ならされば、海を恃[たの]みて険と為せし…

リンク·メモ「語らないことでまた責任が生じる」 相模原の男性が語り続ける 慰安婦への加害の記憶

https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-46370.html

極東国際軍事裁判速記録34号(A=検察側立証段階1) ウィルソン医師の証言から 1946.7.25

○ウィルソン証人 一人の男が一見して明かな、鉄砲の弾に依って受けたと見られる、右側肩の傷に依って持ち込まれました。彼は多数の人々が揚子江沿岸に連れて行かれまして、銃殺されて残ったたった一人の男でありました。彼は最初河に沈められ、気絶を装いま…

井家又一日記 12月16日 1937.12.16

◇拾弐月拾六日 拾弐月も中を過ぎ去ってしまった。金沢招集を受けて満三ヶ月に成ってしまった。只無の世界の様である。午前拾時から残敵掃蕩に出ける。高射砲一門を捕獲す。午後又出ける。若い奴を三百三十五名を捕えて来る。避難民の中から敗残兵らしき奴を…

信夫淳平『戦時国際法講義』第2巻より 「私服狙撃者(便衣隊)」 1941.11.23

第三項 私服狙撃者(便衣隊) 常人は敵対行為を行ふ資格を有せず 822 交戦に従事するを得るものは交戦者たるの資格ある者、即ち前述の正規兵、及び特定条件を具備する民兵、義勇兵団、並に民衆軍に限らるるのであるから、その資格を有せざる常人は敵兵殺…

信夫淳平『戦時国際法講義』第2巻より 不助命宣言の禁止とその例外

不助命の宣言も禁止 997 次の(二)の禁止は「助命セザルコトヲ宣言スルコト」で、これも前の(ハ)号と同じく人道上の要求に出づるものである。往昔にありては、戦場の敗兵は敵に対して助命を望むことをえなかつた。勝者はその捕らへたる敗者をば殺すも…

信夫淳平『戦時国際法講義』第2巻より第992節 1941.11.23

第三目 乞降兵の殺傷及び不助命の宣言 窮鳥懐に入らば猟夫も之を助く 九九二 ハ号の禁止は『兵器ヲ捨テ又ハ自衛ノ手段尽キテ降ヲ乞ヘル敵ヲ殺傷スルコト』で、これは人道上当然の要求であり、又武士の屑しとせざる所である。窮鳥懐に入らば猟夫も之を助ける…