さて最後にいって置くべきことは歌の題材である。古今以後の勅撰集の分類からいうと、四季と恋とが主になっていて、歌の数もこの二つが大部分を占めているが、四季のうちにも恋に関するものが少なからず入っている。花鳥風月に対する情そのものが、恋に誘わ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。