Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

投降した捕虜の殺害

「捕虜の仕末に困り、恰も発見せし上元門外の学校に収容せし所、14,777名を得たり。斯く多くては殺すも生かすも困つたものなり。」「捕虜の仕末其他にて本間騎兵少尉を南京に派遣し連絡す。皆殺せとのことなり。各隊食糧なく困却す。」「捕虜の仕末にて隊は精一杯なり、江岸に之を視察す。」 山田栴二日記より 1937.12

山田栴二日記(歩兵第百三旅団長、少将) 十二月八日 晴 又従来の如き田舎道を六里、夏野鎮に出て更に常州よりの本道に出で商家村に宿営す。ますますの田舎なり、宿営力も乏し 連日沿道の火災多く、皇軍らしからざる作業多きを認め、改めて厳重なる注意を諸…