Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

2020-09-15から1日間の記事一覧

「日満支の提携は現国民政府が存在する限り、到底望むべくもなく、日満支の提携の為めには、国民政府の打倒が先決問題であることである。而して、国民政府打倒の上に、日満支の結合に基く大亜細亜主義を実現するには、国民政府の背後にある英米との衝突が不可避と考えらるるのであつて、時局は今後極めて重大である。」 松井石根の大亜細亜協会にやって来た板垣征四郎の講話 1933.7.13

大亜細亜協会年報. 昭和9年3月 大亜細亜協会の諸会合(自昭和八年一月 至昭和九年三月)より 板垣少将歓迎懇談会(七月十三日、大阪ビルに於いて) 七月十三日午後六時より、参謀本部附として着任せられた前奉天特務機関長、板垣征四郎少将の歓迎を兼ね、同…

「満洲事変を契機として、世界政治は今や画期的なる変化と転向とを遂げようとしている」「亜細亜の再建と秩序化の重責は、職として皇国日本の双肩にかかる」 大亜細亜協会創立趣意書 

大亜細亜協会創立趣意書 一 満洲事変を契機として、世界政治は今や画期的なる変化と転向とを遂げようとしている。世界最新の国家としての満洲国の自立は、既に大戦後の国際政治史に於ける一大驚異である。然も独立満洲国の出現は相踵いで生起せしめらるべき…

東京裁判 松井石根弁護側最終弁論より 1948.4.9

大将は前述の南京攻略に関する命令·訓令·地図等を十二月八日、参謀長外参謀二人をして上海派遣軍司令部に携行伝達せしめ、別に第十軍に対しては他の参謀を派遣して、全軍に徹底する様に処置したのである。 猶ほ大将は、予ねて東京より伴ひ行きたる、中国通岡…