Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

【工事中】独立混成第四旅団 第一期晋中作戦戦闘詳報 昭和 15. 9. 1~18 1940. 9 

 

https://www.jacar.archives.go.jp/das/image-j/C11111403800 1/27

【極秘】
戦詳第十二号
自昭和十五年九月  一  日
至同   年九月十八日

第一期晋中作戦戦闘詳報

     独立混成第四旅団

【受付/17. 5. 5/カ第三五……部隊】

Reports or Combat Operational Xxxxx
4th Independent Brigade
from 1940 Sept. 1 to Srot. 18
Fourxx June at Shxxx
  Secret

RS 95614
Cincpao-Cincpoa
B-27500
OKINAWA 25 July

 

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  第一 戦闘前に於ける
         彼我形勢の概要

(一) 八月上旬位来管内及同周辺の共産軍は隠密理に逐次兵力を石太線西側に集結し八月二十日一斉に石太線を襲撃し来れり 然れ共我迅速なる反攻作戦ニ依リ其の企図を挫折せられ一二九師は逐次南方に後退し主力を馬坊鎮及広陽村附近に又晋察冀辺区は巨城鎮周辺に集結しあるが如く尚有力なる一部を依然測石附近に駐止せしめ同地附近鉄道の徹底的破壊及執拗なる遊撃戦を企図しあるものの如し(別紙要図参照)

(二) 旅団は軍作命甲第二五五号に拠り独立混成第九旅団と協力し主力を以て概ね陽泉 和順 遼県 楡社の線より松塔、横嶺村馬坊鎮を含む地区に侵攻し敵一二九師主力を捕捉殲滅せんとし独混四旅作命甲第六二六号を下達し又石太線沿線に残存せる敵を撃滅し沿線の交通連絡の強化確保を企図し独混四旅作命甲第六二九号を下達し夫々討伐を準備せしむ

 

 一軍作命甲第二五五号
   第 一 軍 命 令
      八月二十六日二十時十分
      太 原 軍 司 令 部

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一、石太線南方地区の敵第一二九師主力は全面的に退却の兆あり

二、軍は該敵を捕捉撃滅せんとす

三、独立混成第四旅団長は歩兵約一大隊基幹部隊を以て治西村(平定西南六粁) 〜 上龍泉(同上西南々十六粁) 〜 松塔鎮(西南々十六粁)道 及 借陽 〜 沾尚鎮(同上西微北二十粁) 〜 宜銅舗(同上西微北十四粁) 〜 松塔鎮道を 歩兵二大隊半基幹部隊を以て和順 ― 紫羅村(同上西方十粁) 〜 西五泉(同上西北十粁) 〜 安豊鎮(同上北十粁) 〜 横嶺村(同上西微北九粁)道、団壁(和順西方) 〜 盛家庄(同上西北十四粁) 〜 馬坊鎮道、石匣村(遼県西々北八粁) 〜 長城鎮(同上西北十九粁) 〜 油房溝(同上北々西二十粁) 〜 馬坊鎮道 及 楡社 〜 孔家庄(同上北々東十八粁) 〜 温泉村(同上北微東十二粁) 〜 油房溝(同上東北七粁) 〜 馬坊鎮道に沿ふ地区を夫々松塔鎮 横嶺村 及 馬坊鎮附近に向ひ前進し所在の敵を索めて撃滅すべし

四、一軍作命甲第二四五号並に一軍作命甲第二五三号に基き沁県に集結すべき迫撃第五大隊並に第三十六師団の歩兵一大隊基幹部隊は沁県到着と共に独立混成第四旅団長の指揮下に入るべし

 

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五、独立混成第四旅団長は前項部隊を指揮すべし

六、独立混成第九旅団長は歩兵約一大隊基幹部隊を以て楊邑鎮(太谷東北九粁) 〜 双峰鎮(楡社北微西十七粁) 〜 儀城村(油房溝西方三粁) 〜 外会溝(同上北十五粁)道を 歩兵約半大隊基幹部隊を以て范村鎮(楊邑鎮東北十二粁) 〜 牛昌坪(同上東々南十粁) 〜 猫児嶺 (同上東北十一粁)[ 〜 ]外会溝(同上東方十粁)道を 又歩兵部隊大隊基幹部隊を以て長凝鎮(楡次東々南十二粁) 〜 石坑塔(同上東南七粁) 〜 潤郊鎮(同上東々南十二粁) 〜 馬坊鎮道に沿ふ地区を夫々馬坊鎮 及 外会溝附近に向ひ前進し附近の敵を索めて撃滅すべし
第三十六師団の歩兵一大隊半基幹部隊は楡次に於て夫々其の指揮下に入る

七、予は太原軍司令部に在り

八、細部に関しては軍参謀長にをして指示せしむ

      第一軍司令官 篠塚義男

 下達法
  要旨を電報したる後印刷送付(4Bs には空中投下)但し 9Bs は口達す

 

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  一軍作命第二五五号に基く
          軍参謀長指示

一、各兵団作戦行動の開始は敵の退却動揺の機に乗ずる如く神速を第一とし逐次に戦闘に戦闘に加入するものとす

二、作戦実施に方りては執拗に敵を追撃すると共に迅速に其の退路を遮断して敵を随所に捕捉撃滅することに努め目標線進出後反転して行ふ作戦に於ては徹底的に的根拠地を燼滅掃討し敵をして将来生存する能はざるに至らしめ又進路の両側に退避せる敵に対しては徹底的に索出して之を剿滅す
所要に応じ臨時騎兵を為すことあり
細部に関しては追て示さるヽ筈

 

 独混四旅作命甲第六二六号
  独 立 混 成 第 四 旅 団 命 令
         八月二十九日十時
         陽      泉

一、敵は依然石太沿線に蠢動しあるも全面的に退却の兆あり
細部の状況別紙要図の如し

 

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二、旅団は混成第九旅団と協力し主力を以て概ね陽泉 和順 遼県 楡社の線より松塔鎮 横嶺村 馬坊鎮を含むちくに向ひ侵攻し敵一二九師主力を捕捉撃滅せんとす
芝田飛行隊は旅団作戦について協力す
新に井関部隊の鈴木部隊(歩兵五中隊基幹) 及 桑田部隊(迫撃第五大隊)を配属せらる
独混九旅の進路別紙要図の如し

三、各討伐舞台は別紙行動基準要図に依り所在の敵を撃滅しつつ九月二日 追撃目標の線に進出すべし
目標進出後の行動は別命す
軍隊区分別紙の如し

四、旅団直轄部隊は先づ陽泉に位置すべし

五、各地区警備隊は益々警備を厳ならしむべし
徳に徳江 原田地区警備隊は石太線の連絡確保に又 陽泉 ― 遼県道に

 

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沿ふ地区警備隊は敵に虚隙を与へざる如く努むべし

六、通信補給に関しては晋中作戦通信計画書後方計画に依るべし

七、細部に関しては高級参謀をして指示せしむ

八、予は陽泉戦闘指令所に在り
作戦進捗に伴ひ南方に逐次移動す

         旅団長 片山少将

 下達法
  要旨を電報後 印刷交付
  (鈴木、池辺、鈴木(栄)部隊には飛行機の釣取を並用す)
  

  独混四旅作命甲第六二六号に基く
            高級参謀指示

一、各討伐部隊目標線(進出地区)進出後 反転して作戦を行ふ場合には 徹底的に的根拠地を燼滅掃蕩し 敵をして将来生存する能はざるに至らしむるものとす

 

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又進路の両側に退避せる敵に対しては徹底的に索出して之を剿滅す

二、各討伐隊日々の進出地点は確実に報告すると共に各部隊には常に発信位置を明示するものとす

三、各討伐隊は命令を受領せば速に「参電第 号受領す」と返電し 次で命令に応ずる部署(実行報告)を報告するものとす

 

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管内石太線南北地区敵状要図
  於八月二十九日十時

   要 旨
一二九師主力は逐次西南方馬坊鎮方向 晋察冀辺区軍は岔口鎮附近に集結しあるも 依然石太沿線に於ては相当有力なる部隊を配置し 執拗なる遊撃戦 及 鉄道破壊を企図しつつあり

 

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  討伐隊に与ふる注意

一、今次作戦はすでに多く示せる如く敵根拠地に対し徹底的に燼滅掃蕩し敵をして将来生存するに能はざるに至らしむること緊要なり 之が為無辜の住民を苦ましむるは避くべきも敵性顕著にして敵根拠地たること明瞭なる部落は要すれば焼棄するも亦止むを得ざるべし
但し此の場合にありても虐殺 掠奪に類する行為は厳に戒むるを要す

二、同一討伐隊は勿論比隣討伐隊と密に連絡し相互協力 敵に殲滅的打撃を与ふるを要す

三、日々の戦果は必ず二十一時の交信時に報告するものとす

四、今次作戦は相当長期に亘るものとよ奏せらるべく且残暑の候気温の変化重大なるべきを以て幹部以下志気を振起し保健に留意し作戦目的の貫徹に邁進し此の絶好の機会に将来の禍根を一掃する慨を以て作戦に従事せんことを望む

 昭和十五年八月二十九日 片山少将

 

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 独混四旅作命第六二六号別冊
   晋中作戦後方計画

   第一 補 給

一、装備

1. 携帯弾薬は携帯定数 (小銃一二〇 軽機八七〇 重擲一六) を携行し 各部隊の携行基準左の如し

 歩兵中隊
  小銃軽機弾薬 一〇箱
  重機関銃弾薬 二四箱
  手   榴   弾 一〇箱(四〇発)
  重  擲  弾  薬   四箱(三〇発)

 歩兵大隊
  重  擲  弾  薬   一六箱(二〇発入)
  大 隊 砲 弾 薬 二〇箱(八発入)

 

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  連 隊 砲 弾 薬 四〇箱(二発入)
  野 山 砲 弾 薬(一門につき)一〇〇発
  迫 撃 砲 弾 薬(  〃  )一〇〇発(内半数は赤)
  其の他特殊弾薬(  〃  )各部隊適宜携行

2. 糧秣

 各人各馬携帯糧秣 四日分(甲 二日分 乙 二日分)

 行李糧秣 三日分(馬量半定量)

各討伐隊の行李糧秣は主食を

 

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独混四旅作命第六五三
  独立混成第四旅団命令 
       九月六日二時
       陽    泉

一、各討伐隊の果敢なる討伐により石太線南側地区の共産軍は随所に甚大なる打撃を蒙りたるも尚有力なる敵は各地に分散蟄伏しありて機を見て武力及び地下工作により再挙を企図しあるものの如し
軍は第一期作戦を復行す

二、旅団は九月八日石太線、陽泉、和順、寒湖鎮高崖底(孔家庄)を連ぬる線を進発し松塔鎮横嶺村 馬坊鎮を含む地区に向ひ第一期作戦を復行し徹底的に所在の敵を覆滅掃蕩せんとす独混九旅との作戦地峡は概ね寿陽松塔鎮馬坊鎮油坊溝高崖底を連ぬる線とす

三、各討伐隊は別紙行動基準並に復行作戦実施要領に基き

 

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所在の敵及敵性分子を燼滅しつつ九月十日目標線に進出すべし
目標線進出後の反転討伐の進路は別紙の如く討伐終了後の終結位置及日次を概ね左の如く予定す

 原田討伐隊  寿陽(九月十三日)

 徳江討伐隊  陽泉(九月十三日)

 田中討伐隊  昔陽(九月十三日)

 鈴木討伐隊  昔陽及和順(九月十三日)

 池辺討伐隊  石匣村及遼県(九月十三日)

 笠鈴討伐隊  楡社(九月十三日)

軍隊区分別紙の如し

四、旅団直轄部隊は先づ陽泉に位置すべし

五、各地区警備隊は益々警備を厳ならしむべし
陽泉―遼県―楡社道に沿ふ警備線は特に東方又は南方への敵の脱出に方り之を索出発見に努むると共に積極的に敵の行動を

 

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抑制すべし
又徳江原田両地区警備隊は所要に応じ鉄道復旧作業を直接掩護すべし

六、通信補給に関しては別に示す

七、細部に関しては高級参謀をして支持せしむ

八、予は陽泉戦闘司令部所に在り

          旅団長 片山少将

 下達法
  印刷交付(原田部隊には飛行機より投下)

 

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  第一期晋中作戦復行作戦実施要領

    主 旨

各部隊の果敢なる討伐により多大の成果を収めたるも敵は今尚現戦場に於て所々分散蟄伏し我作戦終了を待ちて再度戦力秩序を回復し次の行動に移らんと企図しあるものの如く此の際九仞の功を一簣に欠かざる如く更に執拗なる作戦を復行し飽くまで敵を撃滅し該地区に於ける共産軍の禍根を一掃せんとす

    要 領

一、前進部署並に戦闘指導

1. 各支隊は所命の進路に沿ふ地区を道路地形の関係を顧慮し小なる数縦隊を以て分進し広正面に亘り敵及敵性住民並に隠匿兵器等索出に努む

2. 各支隊の作戦区域内に捜索洩れの地域なき如く前進を部署す

3. 第一期作戦前段に於て掃蕩せる地区と雖も其の燼滅不充分と認む

 

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る時は更に之を復行するものとす

4. 各縦隊共側方に斥候を派遣為し得れば便衣を着用せる斥候□偵を使用し又捕虜住民等を利用して捜索の補助となす

5. 各部落の家宅捜索其の他敵又は敵性住民の隠匿隠遁しある場所の索出を行ふ

6. 敵部隊に遭遇せば状況により各縦隊合撃し或は一部を以て速に退路を遮断し捕捉殲滅に努む

二、燼滅目標及方法

1. 敵及土民を仮装する敵

2. 敵性ありと認むる住民中十五歳以上六十歳迄の男子

 →殺戮

3. 敵の隠匿しある武器弾薬器具爆薬

4. 敵の集積せりと認むる糧秣

5. 敵の使用せる文書

 →押収携行、止むを得ざる場合は焼却

6. 敵性部落

 →焼却破壊

 

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三、索出着眼

1. 主要道路を離れたる山中特に山腹の横穴、谷地地隙内 畑中

2. 建物内特に村公署学校内及其の周囲

3. 部落周辺

其の他現状況に応じ細心なる注意を以て徴候を発見す

一、九月三日笠原部隊鈴木部隊は白柴溝(馬坊鎮西南方十粁)附近に於て隠匿しある小銃二〇〇挺、無線機一を発見押収す

二、九月三日田中部隊は長安村付近に於て黒色火薬四〇〇瓩ダイナマイト二二五瓩を発見押収す

 

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  第二 補 給

一、弾薬の補給

各討伐隊は左記により射耗弾の補強を受くるものとす

  左 記

1. 田中討伐隊
  陽泉旅団兵器班

2. 池辺討伐隊
  和順警備隊

3. 笠鈴討伐隊
  石匣村集積弾薬を地方駄馬に依り九月七日夕長城鎮に於て交付(遼県警備隊帳は前項駄馬の徴傭 及 弾薬の補給を担任するものとす)

4. 鈴木討伐隊
  昔陽警備隊

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6. 右所要数を左記の通り推定し各地に集積しあり

   左 記

品目/笠鈴部隊/鈴木部隊/田中部隊/池辺部隊

94 式山砲榴弾/40 /260/120/100

同   あ 弾/―/40/28/20

集積地/石匣村/昔陽/陽泉/和順

 

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戦闘詳報第十二号 附表第二
自昭和十五年九月 一日
至同   年九月十八日
独立混成第四旅団兵器損耗表

 

種類:消費
区分:弾薬
    ……
    九四式山砲榴弾
    同 榴 霰 弾
    同 特 殊 弾
    ……
    九四式軽迫榴弾
    同 あ か 弾

 

池辺討伐隊
 九四式山砲榴弾  119
 同 特 殊 弾      6
 九四式軽迫榴弾    96
 同 あ か 弾    31

徳江討伐隊
 九四式山砲榴弾    67
 同 特 殊 弾      7

笠鈴討伐隊
 九四式軽迫榴弾  115
 同 あ か 弾    12

合計
 九四式山砲特種弾   13
 九四式軽迫あか弾   43

 

↑JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C11111403800 https://www.jacar.archives.go.jp/das/meta/C11111403800、独立混成第4旅団 第1期晋中作戦戦闘詳報 昭和15年9月1日~昭和15年9月18日(防衛省防衛研究所 支那-支那事変北支-593) https://www.jacar.archives.go.jp/das/meta/C11111403800?DB_ID=G0000101EXTERNAL&DEF_XSL=default&IS_INTERNAL=false&IS_STYLE=default&IS_KIND=summary_normal&IS_START=1&IS_NUMBER=20&IS_TAG_S51=iFi&IS_KEY_S51=F2011112915412306240