道義国家・道義世界論
大政翼賛会実践要綱 今や世界の歷史的転換期に直面し、八紘一宇の顕現を国是とする皇国は、一億一心、全能力を挙げて 天皇に帰一し奉り、物心一如の国家体制を確立し、以て光輝ある世界の道義的指導者たらんとす。茲に本会は、互助相誡、皇国臣民たるの自覚…
<総理に渡して可。五省会議にて議論す(但し六、五のイを除く)。海軍に送付せず。>【極秘】【参拾部の内五号】 昭13. 6. 20 第二課 戦争指導上、速やかに確立·徹底を要すべき 根本方針 本事変に対し有終の結を与ふるは今後中央の努力にあり。これがために…
◎満洲国の根本理念と協和会の本質に就て(昭和11.9.18 関東軍司令部) 満洲国の基本理念と協和会の本質とは、建国以来一貫不動のものなるも、動[やや]もすれば歪曲誤解せられ易きに鑑み、茲に軍司令官の意図を体し、永久に其の拠る所を明かならしめんとす。 …
永久保存秘第 号 調整年月日 昭和十一年九月十八日 紙数 表紙 二枚 本紙 八枚 満洲国の根本理念と協和会の本質 昭和十一年九月十八日 関東軍司令部調製 注意 本精神を部外者に伝ふる場合は、其の人と其の処とに応じ特に慎重の用語を以てし、就中、 皇帝に関…
(「陸軍」事務用箋)【国家機密】 比島の取扱に関する件 昭和17.1.7 比島は米国の羈絆より解放し、将来、現地域を以て大東亜の一圏として独立せしむるものとす。帝国の爾後の戦争遂行、特に対中立国施策を容易ならしむる為、右を速に中外に声明す。 「…