Ob-La-Di Oblako 文庫

帝国日本の侵掠戦争と植民地支配、人権蹂躙を記憶し、再現を許さないために、ひたすら文書資料を書き取る。姉妹ブログ「歴史を忘れる民族に未来はない!」https://obladioblako.hateblo.jp/ のデータ·ベースを兼ねる。

『江家次第』巻第十八 臨時三(紅葉山文庫旧蔵、慶長年間約写本)より「改元事」 1596~1615 

https://www.digital.archives.go.jp/img/3989248 1/43 https://www.digital.archives.go.jp/img/3989248 3/43 左 https://www.digital.archives.go.jp/img/3989248 6/43 左 改元事大臣叅陣奉仰 或扵里㐧奉之 實資例 仰式部大輔文章博士䓁令勘申年号字 召陣…

【リンク·画像メモ】「南京陥落」大阪毎日新聞(岐阜)号外 1937. 12. 7

大阪毎日新聞(岐阜)号外 https://kobayashi-shiryoubunko.jimdofree.com/%E8%B3%87%E6%96%99%E9%A4%A8/%E5%8F%B7%E5%A4%96/035-%E5%8D%97%E4%BA%AC%E9%99%A5%E8%90%BD/

【工事中】「人民=大御宝」 論 本居宣長『古事記伝』、平田篤胤『玉襷』等より

◎大江匡房『江家次第』十八より 《三》改元の事 大臣、陣に参り仰せを奉る (或は里第においてこれを奉る実資が例)。式部の大輔、文章博士等に仰せて年号の字を勘申せしむ (陣に召して仰すべきなり。近例、或は外記をして伝へ仰せしむ)。改元せらるべき日は大…

平家物語 中院本 第十一巻より 屋嶋の戦い

https://dl.ndl.go.jp/pid/2543852/1/5 平家物語第十一 九郎大夫能判官ゐんさん能事元暦二年正月十日.九郎大夫乃判官義經ゐん能御志よ耳満い利て.大蔵卿.屋寸つ年乃あそんをもて.申佐連介るハ.平家ハしゆくうん津きて.神明尓もは奈多れ奉利.君尓もすてら礼満…

平家物語 屋代本 第十一巻より 屋嶋の戦い

平家巻第十一 元暦二年正月十日、九郎太夫判官義経、 院の御所ヘ参って、大蔵の卿、泰経の 朝臣を以て申されけるは、「平家は宿報尽きて神明にも放たれ奉り、君にも捨てられ進ぜて、浪の上に漂ふ落人となれり。しかるを、この二、三ヶ年、攻落とさずして、多…

「皆紅の扇の日出したる」『平家物語』巻十二「扇的」より

阿波、讃岐に平家を背けて、源氏を待ちける者ども、この洞、かの谷より馳せ来たりて加はる源氏、程もなく三百余騎にぞ成りにける。今日は日暮ぬ。勝負決せじ。明日の軍 [いくさ] と定めて、源氏引き退かんとする処に、奥の方より荘 [かざ] り尋常にしたる小…

井上哲二郎 著『勅語衍義』巻下より「一旦緩急アレハ義勇公二奉シ」 1891. 9. 2

一旦緩急アレハ義勇公二奉シ 人の徳義は、徒に能く一身を修め、他人に害を加へざるに止まらず、又進んで衆人の為に有益なる事業を為すを要す、即ち消極の徳義は、未だ尽さざる所あるものにして、加ふるに積極の徳義を以てせざるべからず、殊に国の安危休戚に…

7 月 30 日、永野軍令部総長が上奏せし際の件 参謀総長上奏時 御下問奉答綴 (昭和 15 年 11 月~16 年 11月) より 1941. 7. 30

七月三十日 永野軍令部総長が上奏せし際、 上 伏見総長は英米と戦争することを避くる様に言いしも、お前は変ったか。 永 主義は変りませぬが、物が無くなり、逐次貧しくなるので、どうせいかぬなら早い方がよいと思います。 https://www.jacar.archives.go.j…

【工事中】「帝国国策遂行要領」 に関する御前会議および前日、天皇裕仁の陸海統帥部長下問 (近衛総理立会い) 1941. 9. 6

昭和 十六年 九月五日 「帝国国策遂行要領」 に関する御前会議開催の前日たる九月五日夕、突然、陸海統帥部長を召され、近衛総理立ち会いのもとに御下問あり。 右の動機は、近衛総理より九月四日連絡会議決定の 「帝国国策遂行要領」 につき内奏せるところ、これ…

毎日新聞社『軍神山崎部隊 少国民版』より 1944. 1. 30

https://dl.ndl.go.jp/pid/1169744/1/1 軍神山崎部隊 少国民版 毎日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1169744/1/26 一将万兵融和渾然 命をささげてアッツ島を守りぬき、死んでの後の御奉公をも誓って、全員玉と砕け散った山崎部隊の最期は、延元の昔、足利の…

「われわれ日本民族は、日本の文化施設が、どのように破壊されても、一億玉砕の覚悟を持し、日本魂の真の姿を残さねばならない。」 情報局編集『週報』第 364 号 「通風塔」

情報局編集 週報 十月六日号 364号 【通風塔】 一 億 玉 砕 フランスはパリーの文化を守るため降伏し、パドリオはローマの平和を願て降伏した。何という腑甲斐ない者どもであろう。 かくしてフランス魂は失われ、イタリア魂は桐一葉の運命におちいった。 …

「一億玉砕の心がまえ、これが日本の戦争生活です。」 情報局編集『週報』361 号 「通風塔」 1943. 9. 15

情報局編集 週報 九月十五日号 361号 【通風塔】 イタリア降伏に感あり イタリア降伏の報にいい知れぬ憤りと憫みを感じました。 憤りはパドリオ首相以下、指導者へのものです。その裏切行為に対してです。 憫みはイタリア国民一般に対してです。苛烈な戦…

承久記 (元和四年木版本) より 1618

https://dl.ndl.go.jp/pid/2544114/1/1 https://dl.ndl.go.jp/pid/2544114/1/2 https://dl.ndl.go.jp/pid/2544114/1/18 ハ寄トテ左ノ方ニ居テ片手ヲハ取組片手ヲハ膝ニ智壽王|カ貌ヲ熟々ト守リ親ト成子ト成モ先世ノ盟リト乍云是|程光季ニ契深カリケル子ハ…

くさぐさ つだそうきち 三  「掩八紘而為宇」という語の意義とその出典 1947. 4. 15

昭和二十二年四月発行東洋史会紀要 第五冊東洋史会編纂 くさぐさ つだ さうきち 一 漢文とラテン語[略] 二 「中・今」 という語[略] 三 「掩八紘而為宇」 という語の意義とその出典 日本紀の神武天皇紀の己未の年三月丁卯にかけて記してある 「令」 というもの…

【工事中】佐藤信淵『宇内混同秘策』より 1823

https://dl.ndl.go.jp/pid/799392/1/327 左 混同秘策序 四海を併呑し万国を征服するの大志を抱きたる英雄は千歳其の人なきに非ざるべし然れども全世界を混同するの大系大法を立て夙に産霊の神教を講明し造化の無尽蔵を開き人心の誠を竭し禍乱の根源を絶ち皇…

頼山陽『日本外史』巻四 源氏後記 北條氏より義時追討の院宣と政子の訴え 1872

https://dl.ndl.go.jp/pid/2562368/1/36 左 日本外史巻四 源氏後記 北條氏 https://dl.ndl.go.jp/pid/2562368/1/47 卽日上皇詔二五畿七道一討二義時一°召二將士一°問曰°東人黨二義時一者°有レ幾°胤義對曰°不レ過二千許人一°莊家定者進曰°不レ然°彼收二人心一…

新刊吾妻鏡巻第二十五 承久三年 辛巳 より 1221

https://dl.ndl.go.jp/pid/2544204/1/4 新刊吾妻鏡巻第二十五 承久三年 辛巳 正月大十日 乙未晴 終日風烈及晩頭俄鳴雷鳴十一日 丙申 薄雪降去冬遂不降可謂初雪歟廿二日 丁未 依去十日雪鳴變始行祈禱等天地友變祭㤗貞三萬六千神祭晴吉屬星祭親軄㤗山府君祭宣…

【工事中】中国古典における「人民」 孟子、墨子、荘子、商君書、詩経…

孟子 盡心下 74: 孟子曰:「諸侯之寶三:土地,人民,政事。寶珠玉者,殃必及身。」 Mengzi Jin Xin II: Mencius said, 'The precious things of a prince are three: the territory, the people, the government and its business. If one value as most pr…

古賀辰四郎へ藍綬褒章下賜の件 より 1919. 11 . 22

【閣】 古賀辰四郎へ藍綬褒章下賜の件右、謹んで奏す。 明治四十二年十一月二十二日 内閣総理大臣 侯爵 桂太郎[花押] 七 賞勲局□第 368 号 □442 明治四十二年十一月十九日 [花押] [印] [印]内閣総理大臣 花押 賞勲局総裁 【賞勲局総裁之印】 別紙、農商務…

【工事中】統監府文書第8巻 2.韓日合邦関係書類 ③ (5) 日韓合邦問題ニ関スル件、警秘第 4106 号の 1 、若林賚蔵 警視総監 1909. 12. 4

警秘第四一〇六号の一 隆熙三年十二月四日 警視総監若林貴蔵【官印】 統監子爵 曽禰荒助殿 日韓合邦問題に関する件 日韓合邦問題に関し一進会において企図しつつあることは既報するところなりしが、これに関し今四日、別紙のごとく皇帝、統監、総理にあて上…

【リンク·メモ】統監府文書第8巻 2.韓日合邦関係書類 ① 1909. 12.

(1) [大韓十三道儒生代表金祥根外四名が駐韓各国領事に提出した韓国の現時局に対する意見書 寫本送付件] https://db.history.go.kr/common/imageViewer.do?levelId=jh_098_0020_0010 ↑한국사데이터베이스 韓国史データベース조선시대 사료 DB 朝鮮時代資料D…

【工事中】統監府文書第8巻 2.韓日合邦関係書類 ④ 1909. 12. 5 ~

https://db.history.go.kr/common/imageViewer.do?levelId=jh_098_0020_0130 1/5 了 憲機第二、三四〇號國民大演説會ハ豫定ノ如ク本日正午十二時ヨリ西大門内圓覺社ニ於テ開催シ午后二時三十分演了仝三時全ク閉會セシガ傍聴者ハ重モニ大韓、西北両會、漢城府民…

【リンク·メモ】 故小村侯爵伝記編纂事業ニ関スル最終報告 大正十五年十月八日 信夫淳平 1926. 10. 8

「12.故侯爵小村寿太郎伝 大正十五年十月」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.B13080824100、https://www.jacar.archives.go.jp/das/meta/B13080824100 諸修史関係雑件(7-2-1-6/外務省外交史料館https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/result?DB_I…

【工事中】内田良平 著『日本の亜細亜 皇国史談』「日韓合邦」 1932. 12. 10 

https://dl.ndl.go.jp/pid/1918943/1/158 《形勢良好 成算歴々》 十一月十四日、著者は宋秉畯を訪ひ、京城より来りし報告書を示したるに、宋も彼の手に達したる報告書を出し、形勢の良好にして生産歴々たるものあるを喜び、翌日武田を京城に向け出発せしむる…

統監府文書第8巻 2.韓日合邦関係書類 ② (2)~(12) 1909. 12. 2~5

若林賚蔵 1866−1941 https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Wakabayashi_Raizo.jpg#mw-jump-to-license 警秘第 4049 号の 1 隆熙三年十二月二日 警視総監 若林賚蔵【官印】 統監子爵 曽禰荒助殿 日韓合邦問題に関する件 近来喧伝せらるる日韓合邦問題の…

2021 年 10 月 18 日に閲覧した日本語ウイキペディア記事「韓日合邦を要求する声明書」より (現在はすっかり書き換えられている。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E6%97%A5%E5%90%88%E9%82%A6%E3%82%92%E8%A6%81%E6%B1%82%E3%81%99%E3%82%8B%E5%…

案 聖断、遂に下れること 1945. 8. 10?

[ 「大本営陸軍部」 事務用箋] 案 聖断、遂に下れること。 国体の絶対性と一億赤子の上とを思召さるる叡慮に順はざるべがらず。聖断、必ずしも吾人の信念において御結論を賜はらざりしこと、責任を感ず。この国難、正に吾人は死に勝る苦痛を共にせざるべから…

【工事中】厚生省引揚援護局資料室『終戦前後に於ける内外地第一線部隊の概観』

https://www.jacar.archives.go.jp/das/image-j/C15010227200 終戦時における内外地㐧一線軍隊の概観 昭和二十三、五、調整 厚生省引揚援護局史料室 ↑「表紙「終戦時に於ける内外地第1線軍隊の概観」」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C15010227200 htt…

参謀総長宛 支那派遣軍総司令官 電報 「臣寧次、謹みて奏上す」 1945. 8. 14

総長極秘 機密親展 昭和20年8月14日配布 8月14日 20:25発 8月14日 21:59着 8月14日 22:40受付 8月14日 23・48提出 警急電報 総 長 宛 発信者 支那派遣軍総司令官総参一電第九二一号 臣寧次謹みて奏°上°す。 肇°国°以来、悠…

独立歩兵第十四旅団から第一軍参謀長あて電報 東沁軍作名甲第 26 号要旨 1946. 2. 27

【至急】 【軍事極秘】 【林田】司令官:花押 参謀長:花押 部課長:花押配布先:参 3 電文訳 着信番号:32 33 34発信:昭和 21 年 2 月 27 日 03 時 25 分着信: ?? 時 00 分受信者:参謀長 発信地:南団柏 【参謀部受付/21. 2. 26】件名:発電番号:独歩 1…